【勤務4ヶ月目】ファミリースタイルのサロン
こんにちは。
香港のローカルマッサージサロンで週末セラピストをしているハナです。
店長が、『お客様からのチップの金額でセラピストの技術を判断している』らしいと知った前回。 hanahannah.hatenablog.com
サロンオープン後3ヶ月目に入り、平日の夜もヘルプで出勤するようになってきた頃の日記です。
サロンからの連絡はオーナーが直接私にメッセージを送ってくることが多く、平日の出勤依頼もオーナーが私に連絡してきていました。
オーナー
「今週木曜日はのび男が休みなんだ。夜手伝ってくれないかな?」
オーナー
「明日予約が入ったんだ。夜来れないかな?」
オーナー
「今晩8時半に予約が入ったんだ。来れる?」
日に日にショートノーティスになっていくオーナー。
私は空いている平日の夜はできるだけ友人にモデルを頼み練習していたため、もっと前もって教えてもらえていたら、手伝えるのに。。。と思い。
私
「私いつも週末に一週間の予定を組んで平日の夜は練習を入れています。もしその前にシフトを組んでもらえたら、もう少し平日もお手伝いできると思うのですが。」
オーナー
「オッケー。シフトを組むように店長と話すよ。」
私はただ単に「平日も施術できる機会があるなら経験値上がっていいじゃん!」ってくらいのメッセージのやり取りでした。
そんなオーナーとのメッセージのやり取り後のある平日。
2名の欧米人のお客様の施術を担当し、そろそろ帰る時間になったとき。
店長
「ハナ。オーナーの意向で、お客さんが残していったお釣りはセラピストに渡すことになったの。コレ今日の2名分のお釣り。」
と、なんか仏頂面で70ドルくらいのお札を差し出す店長。
私
「(え!?。。。突然どうしたんだろ?)
あ、ありがとうございます。」
話を聞くとどうやら。
他のセラピストが、お客様と店長の目の前で、お客様が受け取らなかったお釣りにすぐに手を伸ばしたことがあり、オーナーと相談し今後はまとめてセラピストに渡すことにしたらしい。
私は今までお客様が置いて行ったお釣りの行方など考えたことなかったので、今一ピンとこなかったけど、再びお礼を言ってお釣りをいただきました。
店長
「ハナ。いい。
ここはファミリースタイルのサロンなの。
だからオーナーの意向でこうしてお釣りをセラピストに渡すようにしている。」
私
「。。。ありがとうございます。」
店長
「みんなで協力しながら良いサロンにしようとしている、ファミリースタイルのサロンなの。
ここは、シフトを組んでスタッフを管理するマネージメントスタイルじゃないの。」
私
「。。。」
店長の発言の真意はよくわからないが、私がオーナーにシフトについて意見したことを店長はよく思っていないということらしい。
そして、店長のこの発言について私の中で二つの疑問が浮かびました。
そもそも残されたお釣りの行方って?
ファミリースタイルってシフト管理しないの?
その日は、二つの疑問に考えを巡らせながら帰路につきました。
一般的には残されたお釣りの行方は、セラピストの元に届くようです。
ただ、そこはサロンの方針でいいし、『ファミリースタイルだからセラピストに渡す』ことでセラピストのモチベーションを上げることにつながるのかもしれない。
残念ながら、私のモチベーションは上がらなかったけど。
そして、シフトについては。。。
『まぁ、いっか。私は店長のファミリーではないから。』
もう、お家に到着する頃には考えることが面倒になっていて。
『赤の他人でスンマセン』とファミリースタイルにお付き合いしていくしかないな。。。という答えにたどり着きました。
そして、そろそろこの修行場での自分自身の区切りを見つけて、次のステップを見つようと考え始めていました。
続きは修行日記で綴っていきます♪
最後まで読んでいただき、
ありがとうございまっす