【勤務初日】店長のムチャ振り①
こんにちは。
香港のローカルマッサージサロンで週末セラピストをしているハナです。
師匠や姉弟子の元を離れ、はじめて採用してもらった小ギレイ系マッサージサロンでの修行日記を綴っていきます。
初の面接から一週間後、初出勤日がやってきました。
以前ご紹介した通り、修行先のサロンはメニュー内容がかなり豊富。
しかしながら、私はチャイニーズマッサージのセラピストとして採用してもらったのだと、この日まで信じて疑いもしませんでした。
『きっとこれからタイやアロママッサージを教えてもらえるのかな〜ワーイ』
ってな具合に。
ところが。
サロンに到着後すぐに、
店長
「今からアロマのお客さん来るから。よろしく。」
私
「え!? アロマって?オイルマッサージですか?やったことないですよ。」
店長
「チャイニーズマッサージできるなら、筋肉は同じだから。
手のひらを身体にピタっとくっつけて、
圧しながら筋肉に沿って進んで、そして戻る。
戻りも、手のひらを身体に沿わすの忘れないで。よろしく。」
施術中だったようで、さささっとトリートメントルームに消えていく店長。
私
「・・・」
と、そこへお客様ご来店。
ところが、お好みの香りのオイルがなく、結局チャイニーズマッサージに変更。
勤務初日。初のお客様は、なんとかムチャ振り未遂で終了。
しかし初めての欧米系男性の施術で、アジア系との体格の違いに四苦八苦。
納得の行く施術ができず、実力不足を痛感したのでした。
まだまだオープンして2週間目だからか?!
その晩はお客様も少なく、待機時間中は、まさかのムチャ振り対応のために必死で『オイルマッサージ』の動画を見ていたところ。
店長
「お腹すいたでしょ。これ食べて。」
と、手作り雑炊をご馳走になりました。
『さっきのムチャ振り未遂も、もしかして忙しかっただけなのかな』
なーんて、思っていたのも束の間。
その直後痛恨のムチャ振りをくらうのでした。
続きは修行日記で綴っていきます♪
最後まで読んでいただき、
ありがとうございまっす