【勤務4週目】ムチャ振りの真相
こんにちは。
香港のローカルマッサージサロンで週末セラピストをしているハナです。
チャイニーズマッサージの腕前を上げたくて修行に出たはずが、なぜかタイマッサージを学ぶ方向に一歩踏み出した前回。
期待していた店長からの指導もなく、教えてくれないくせにムチャ振りを続ける店長。
その真相が明かされた時の日記です。
タイマッサージの技術を取得するため、様々なサイトで勉強したり、タイマッサージ屋さんに通ったり、タイマッサージクラスに申し込んだり。
自分なりにできることを一歩一歩進めていきました。
でも、相変わらず店長は私にマッサージ技術を教えようとしません。
勤務4週目に入っても、私は勤務先のサロンの各マッサージメニューの流れや技術的な部分をほとんど教えてもらっていませんでした。
サロンの施術過程を学ぶため、のび男君のあんまり要領を得ない説明を受けつつ、練習台として私が施術ベッドに横わたっていた時。
店長
「のび男。そーじゃないでしょ!!」
と店長が施術ルームに入ってきて、私をモデルにしてのび男に指導をし始めました。
はじめて受けた店長のマッサージ。
肩の一部でしたが、安定した程よい強さと圧力で身をゆだねてほぐされたくなる、そんな気持ちよさでした。
『次は私の指導をしてくれるに違いない。ワクワク』
そう思い、起き上がったら。
店長
「のび男。わかった?じゃ、ハナに教えておいて。」
『あ、あれ!?』
部屋から出ていく店長の背中を見て、確信しました。
これは、あえて私に技術を教えない姿勢だと。
その後、のび男君との会話で。
オーナーに正社員にならないかと打診いただいたのにもかかわらず、私がそれをお断りしたこと。
その後店長の中で『ハナ=どーせすぐ辞めるスタッフ』という位置づけになったということを知りました。
その店長らしい思考回路に、ため息と諦め。
今までお見掛けした、1~2回出勤し去っていったパートセラピストと同様。
店長にとって私は、人手不足な週末に適当にこなしてくれる便利なセラピストで、すぐいなくなるセラピストに自分の技術を教えようとは思わない、ということのようでした。
『そーいえば、まかない作ってくれたのは最初の数日だけだったな。』
店長のムチャ振りの真相が明らかになり、ここで修行する限りは自分で技術を学んでいくしかないことを知ったのでした。
そんな、のび男との日本語混じりの会話中。
のび男が店長のことを日本語で「女将サン」と呼んでいることに気が付き。
私
「ねぇ。『女将さん』って、どちらかというとオーナーの奥さんみたいな意味になるから。なんか使い方間違ってない?」
のび男
「うん。知ってるよ。店長は『女将サン』でしょ。」
私
「んんん!?」
でも。私が知っている限りオーナーは家族がいるようだし。
お店オープニングの写真でも、子供と奥さんらしい人とニコニコしてたし。。。
『え!?愛人?』
それで、いそいそとまかないを作ったり⁉
オーナーのマッサージ中も乱入してきたり!?
まさか。
オーナーが愛人のためにオープンしたサロンで自分が働いているとは。
深入りしたくないので、のび男には細かな質問をせず会話を終了したのでした。
続きは修行日記で綴っていきます♪
最後まで読んでいただき、
ありがとうございまっす